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愛国心

 愛国心とは(キリスト教信仰においてそもそも愛国心は成り立つのか、という問題はあるのですが)自分の国がいついかなるときにも正しいと思いこむことでもなければ、自分の国のありかたを否応なしに正当化することでもないと思います。

 

 たとえば内村鑑三(と、彼の系譜につらなるキリスト者たち)は、聖書-神の言葉に照らして日本のありかたを見る目を持っていました。永遠者のはかりによって、日本を相対化するまなざしをそなえていたわけです。

 

 国が正義と平和、公正を行っているかどうかを見守り、必要があればそのありかたをただすことこそ、真に国を愛するということだ-それをわきまえていたのだと思います。

 「愛」は「義」に裏打ちされたものである、ということです。

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