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最も大切なこと

 使徒パウロは、あるときギリシアのアテネで伝道説教をしていました。新しもの好きで、新しい話に目がない(日本人と似ていますね)ギリシア人たちは、パウロの話を聞こうと大勢集まってきました。
 ところが、パウロがキリストの復活について話し始めると、ある人はあざ笑い、ある人はまた今度聞こうと言って、皆その場からいなくなってしまいました。

 その現象だけ見るなら、パウロの伝道は失敗だったということになるでしょう。けれどもパウロにとって、キリストの復活は「最も大切なこと」(Ⅰコリント15:3)であったのです。それを語らなければ、キリスト教信仰について何も語ったことにはならないというほどに、中心的なことであったのです。

 もしキリストが復活しなかったのなら、わたしたちが信仰をもって生きることは無駄であり、福音を宣教することも無駄である-そうパウロは語っています。つまりキリスト教信仰は、人々があざ笑うような事柄を土台とし、命としているのです。
 なぜなら、そこにこそ永遠の命、永遠の真理があるからです。

 それはどういうことなのか。その答えを見出すところに、キリスト教信仰の醍醐味があります。その答えに到達するために、わたしたちは聖書に聞き続けるのです。

「キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です」(新約聖書コリントの信徒への手紙一15:14)

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