« 人生の軸 | トップページ | 同労者 »

み言葉の力

 今日の礼拝説教は、ヨハネによる福音書4章43~54節から。

 その神がご利益のある神かどうかを見定めて、そして信じるというのが信仰というものだ-そういう理解が世間一般にはあるようです。また、この神にはご利益があるといって人々を誘う宗教のことも耳にします。けれどもそれは人の側で神を値踏みしているのです。神と人との関係は、決して損得の関係ではないはずです。

 ほんとうの信仰とは(「しるし」を見て信じる信仰ではなく)神の言葉を信じる信仰です。カファルナウムにいたひとりの父親は、一人息子が瀕死の病にあったのですが、「あなたの息子は生きる」との主イエスのみ言葉をそのとおりになると信じて、カファルナウムに帰っていきました。すると息子はすでに癒されていました。息子がよくなったのは主イエスが「あなたの息子は生きる」と仰せになった、まさにその時刻であったのです。神の言葉には人に命を与える力があるのです。

 福音書においては病の癒しは決して「ご利益」ではありません。主イエスによる病の癒しは、たんに肉体の病が癒されるということにはとどまりません。
 それは人が神の恵みによって命の中に呼び戻されたこと、それゆえにもはや罪の力のもとにも、死の力のもとにもないことを示すしるしです。それが、主イエスが「あなたは生きる」と仰せになることのほんとうの意味なのです。そして主イエスはわたしたちにそのような命を与えてくださるために、十字架の上でわたしたちの罪を贖い、三日目に復活したもうたのです。

 主イエスはわたしたちにも「あなたは生きる」と仰せになります。このみ言葉を信じるなら、わたしたちにも死に勝利する命が与えられます。命のみ言葉の力によって。

「イエスは言われた。『帰りなさい。あなたの息子は生きる。』」(新約聖書ヨハネによる福音書4:50)

|

« 人生の軸 | トップページ | 同労者 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1221114/30611145

この記事へのトラックバック一覧です: み言葉の力:

« 人生の軸 | トップページ | 同労者 »